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ーカイロプラクティックのデメリットを正しく知って上手に付き合うコツー

カイロプラクティックのデメリットとは?

カイロプラクティックは、背骨や骨盤の歪みを整えることで、肩こりや腰痛などの不調を和らげることを目指す施術です。一方で、メリットばかりが注目されがちで、デメリットや注意点についてはあまり語られません。安心して通うためには、良い面と同じくらい、気をつけたいポイントも知っておくことが大切です。

デメリットというと「危険」「やめたほうがいい」という極端なイメージを持つ方もいますが、実際には正しい情報を知り、自分に合った通い方を選べばリスクを減らすことは可能です。ここでは、一般的に言われるデメリットをやさしく整理し、上手に利用するための考え方をお伝えします。

代表的なデメリットと注意したいポイント

医療行為ではないため、病気の治療にはならない

まず知っておきたいのが、カイロプラクティックは医療行為ではないという点です。あくまで体のバランスを整えるための手技であり、病気そのものを治療することはできません。重い痛みやしびれ、発熱や強い倦怠感などがある場合は、まず医療機関で原因を確認することが大切です。

医師の診断を受けても原因がはっきりせず、日常生活の動きや姿勢のクセから来ている不調が考えられるときに、カイロプラクティックを選択肢の一つとして検討すると良いでしょう。自己判断で通い続けるのではなく、必要に応じて医師と施術者の両方の意見を聞くことが安心につながります。

施術者によって技術や知識に差がある

もう一つのデメリットは、施術者の技術や知識の差が大きいことです。国家資格ではないため、学んできた内容や経験年数、勉強の仕方などが施術者によって異なります。その結果、同じような悩みで通っても「ここではとても楽になったのに、別のところではあまり変化を感じない」ということも起こりやすくなります。

こうした差を減らすためには、通う前にホームページや口コミで、どのような考え方で施術をしているのかを確認することが大切です。「説明が丁寧」「質問しやすい雰囲気」といった声が多いところは、体の状態をしっかり見てくれる可能性が高いと言えます。初回はカウンセリング重視で様子を見るくらいの気持ちで、慎重に選ぶようにしましょう。

一度で大きな改善を感じにくく、継続が必要

カイロプラクティックは、1回の施術だけで長年の不調が完璧に解消するものではありません。姿勢や筋肉のクセは、日々の生活の積み重ねで作られたものなので、ある程度の回数と時間をかけて整えていく必要があります。そのため、何度か通うことを前提にスケジュールを考えることが大切です。

通う頻度や期間については、体の状態によって変わりますが、「週に何回も必ず来てください」と強く勧められて不安になる場合は、一度立ち止まって考えてみましょう。自分のライフスタイルや予算と無理なく続けられるペースかどうか、納得したうえで通うことが大切です。

デメリットを減らして安心して受けるためのポイント

事前カウンセリングで不安や持病を正直に伝える

デメリットをできるだけ減らすためには、施術前のカウンセリングで自分の状態を正直に伝えることが欠かせません。持病や過去のケガ、現在服用している薬などは、恥ずかしがらずにしっかりと共有しましょう。施術者に情報が伝わっていないと、避けたほうがいい刺激を加えてしまう可能性があるからです。

また、「強い刺激は苦手」「ボキボキ鳴らすのは怖い」などの不安も、遠慮せずに伝えて大丈夫です。ソフトな手技を中心にしてくれる、負担の少ないメニューを提案してくれるなど、自分に合った方法を一緒に考えてもらいやすくなります。

セルフケアや生活習慣の見直しとセットで考える

カイロプラクティックは、あくまで体を整えるための一つの手段です。施術を受けた直後は楽になっても、自宅での姿勢や生活習慣が変わらなければ、また同じ不調をくり返してしまいます。デメリットを減らし、良い状態を長く保つためには、セルフケアや生活習慣の見直しとセットで考えることが大切です。

たとえば、次のようなポイントを意識すると、施術の効果をサポートしやすくなります。
・長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩する
・簡単なストレッチや体操を日課にする
・睡眠時間をできるだけ確保する

カイロプラクティックには、体を整えるサポートになる一方で、医療ではないことや施術者による差など、いくつかのデメリットも存在します。大切なのは、その特徴を理解したうえで、自分の体と丁寧に向き合いながら上手に活用していくことです。気になる症状がある場合は、まず医療機関で相談し、そのうえでカイロプラクティックを取り入れるかどうか考えてみてください。

2025.11.21